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技術の変遷

2018年(平成30年)、阿波スピンドル株式会社は創業150周年を迎えました。
ものづくりに込めた当社の想いを、当社のルーツ・歴史とともにご紹介します。

 

阿波スピンドルのルーツ

当社阿波スピンドルのルーツは、江戸時代初期の1600年代後半、創業家である木村家の初代が天然繊維の麻糸や絹糸に撚(よ)りをかける糸車に使う 「錘(ツム)」(スピンドル)の製作を始めたことにあります。

錘(ツム)の製作から機械化へ

初代が始めた錘づくりは、後の代へと引き継がれる中で積極的に新しい加工技術を取り入れて進化を続けて参りました。 浸炭焼入れ技術の導入によって 「曲がらず、傷つかず、摩耗しない」高品質の錘となり、大型のるつぼの製作による画期的な大量生産体制の確立にも至りました。1912年(大正元年)には電力の供給が始まり、当社も率先して機械化を実施し、さらに生産性を革新しました。
こうした新たな技術の導入に対する意欲的な姿勢は、現代まで絶やすことなく受け継いでおります。

昭和の時代

昭和の時代に入ってからは相次ぐ戦争の開始によって全国的に平和産業を続けることが出来なくなり、当社もスピンドルの製造を一時中断せざるを得なくなりました。しかしながら苦難の時代を乗り越え、1949年(昭和24年)頃からはスピンドルの生産を再開し、1954年(昭和29年)には社名を現在の「阿波スピンドル株式会社」に改名し、スピンドル製作を専門とするようになりました。

インタレスノズルの販売開始

1976年(昭和51年)には、 英国コートルズ社とライセンス契約を締結し、合成繊維を作る加工部品であるインタレスノズルの販売を開始しました。1978年(昭和53年)には、香港にAWA ASIA COMPANYを設立し、この時期に世界各国へと販売網を広げ、世界22ヶ国のお客様との取引が始まりました。

品質向上への取り組み

国際的な信用を獲得する為に2004年(平成16年)からは 「ISO9001」(品質マネジメントシステム)、2006年(平成18年)には 「ISO14001」(環境マネジメントシステム)の認証も取得し、続いて2009年(平成21年)には 「OHSAS18001」(労働安全衛生マネジメントシステム)を、2020年(令和2年)には ISO45001(労働安全衛生マネジメントシステム)の認証も取得しております。
こうした品質への高い信頼性と環境と安全に配慮した取り組みが認められ、錘に始まった「曲がらず、傷つかず、摩耗しない」高精度の回転軸加工技術は、繊維産業に留まらず 工作機械や検査装置など他分野への躍進にも繋がっております。

創業200周年に向けて

これらスピンドル製造で培った回転軸加工技術を提供すると共に、近年では セラミック・エアー・ノズルや、梱包資材の製造・販売にも注力しており、 世界中で高い評価を頂いております。来る創業200周年に向け、阿波スピンドルは絶えず革新し続けて参ります。

阿波スピンドル公式チャンネル